子連れ再婚のハードル 子どもの気持ちになってみる
自分が子どもやったとして、両親が離婚してどちらかと一緒に
暮らしてるとします。
やっと片親の生活に慣れた頃、ある日突然に
「この人がお前の新しいお父さん(お母さん)やで」
とまったく見ず知らずのおじさんだかおばさんだかを紹介されて
一緒に暮らすことになる。
めっちゃ緊張するよなあ~(>_<)
これは子どもとはいえ、しばらくは自分の家であって自分の家で
ないような状況が続くと思いますわ。
神経の細かい子やったら、よりしんどいでしょう。
まあ、こんな極端な例は無いとは思いますよ。
だいたいは再婚を考えたときに、何度か子どもを一緒に連れてって、
相手の人に慣れるよう努力を重ねるやろうと思います。
親の前では子どもも気遣って再婚相手となる人の前で、
楽しそうに振舞うかもしれへんね。
「ええよ、この人と再婚したら?」
って言うかもしれません。
せやけどね、子どもって、親の幸せを考えてるもんなんです。
自分が「ちょっとイヤやな」って思っても、お母さんが
幸せそうなんやから、とか、
お父さんが幸せそうなんやからっていう理由で、
自分の気持ちを押し込めたりする子もいるねんよね。
自己主張の激しい子やったらこんな心配せえへんでもいいんかも
しれんねんけど、
もしあなたのお子さんが大人しい気を遣う子やったらね、
「再婚したらええやん」
っていうその言葉の裏にある気持ちを汲み取ってあげんと
あかんと思いますね。
「再婚」は親の一大イベントやねんけど、子どもにとっても
「大事件」なんやからね。